スポーツターフのはなし③ ~芝の長さ?~ - 島根県立サッカー場 -

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スポーツターフのはなし③ ~芝の長さ?~

 前回、WOS(ウィンターオーバーシーディング)についてお話しました。ピッチの上で、畑さながらの二毛作が行われているなんて少し意外でしたか。
 さて、今回はピッチの芝の長さ、刈高についてお話したいと思います。いままでの話の中でスポーツターフには暖地型芝と寒地型芝の二種類のピッチが存在することを理解していただいたとおもいます。当然、その種類によって芝を刈り込む長さは違っています。通常、暖地型芝は12ミリ~25ミリ、寒地型芝は25ミリ~50ミリぐらいが適正な長さと言われています。その長さについては、季節やピッチを使用する競技により違ってきます。たとえば、あくまで例ですが、WOSを行っているピッチでは春先は25ミリ、4月から徐々に刈高を落としてゆき夏期には20~15ミリ、9月のWOS前には12ミリ、WOS後は20ミリ、寒地型芝が生えそろった後は25ミリというふうに年間で変化します。当然、芝の高さでボールの転がりやフィーリングが違ってきます。そうなると、Jリーグのスタジアムでは、当然ホームチームの有利になるように芝の長さを設定しているはずです。
例を挙げると鹿島スタジアムでは、ケンタッキーブルーグラスという寒地型の品種を採用しています。当然、芝の長さはやや長めに刈り込みます。他のチームにとっては足に粘りつくような芝、なおかつ長いとくれば、スパイクの選択、ボールをキックした際の転がりも違ってきます。いつも使用しているアントラーズに有利なことは、言うまでもありません。
逆にガンバ大阪のホームスタジアムの万博記念陸上競技場ではボールポゼッションを基本としたパスサッカーのチーム、当然、芝は短く刈り込まれており、ボールの転がるスピードは速くなり、パススピードも速くなります。この夏に競技場にお伺いした時には、なんと10ミリで刈りこまれていました。万博はWOSしている時の寒地型芝でもかなり短く刈り込んでいるとのことです。万博のグリーンキーパーの方(藤崎さん、スーパーな方です!!)にお話しを伺った時にガンバのスタッフや選手の方々は、かなり芝の長さや種類(葉の色や大きさなど)にたいする質問、芝の長さに対するリクエストが多いとのことでした。
海外のリーグ、リーガ・エスパニョーラを見ていると、バルサのホームスタジアムのカンプ・ノウなんか試合までにバンバン散水してパススピードが上がるようにしていますから。ピッチの芝種や芝の長さもホームチームのサポーターというところです。

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