スポーツターフのはなし⑤ ~ゼブラの秘密その1~ - 島根県立サッカー場 -

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スポーツターフのはなし⑤ ~ゼブラの秘密その1~

 前回はピッチにできるゼブラ模様の概要をお話いたしました。今回はゼブラ模様の秘密をお話します。「ゼブラ模様は芝刈りの副産物」というお話をしました。では、芝刈りすればどんな芝でもゼブラが出るのか、厳密に言うと、芝の種類によりハッキリついたり、目立たなかったりします。通常、暖地型芝より寒地型西洋芝の方がハッキリつきます。Jリーグスタジアムでは、通年で寒地型芝をピッチに採用している鹿島スタジアムとか埼玉スタジアムは、いつも綺麗なゼブラが出ていると思います。暖地型芝も成長期(6月~8月)にはクッキリとゼブラが現れますが、寒地型芝ほどではありません。
 では、そのゼブラの幅には決まりがあるのでしょうか、基本的には規定はなく、グリーンキーパーまかせです。通常、ノーマルの一人乗用三連リールモア(④の写真参照)の芝の刈り幅が、1.4m程度なのでやや重なりを考えると1.3mのゼブラ幅となります。しかし、Jリーグスダジアムではではよく5.5mの幅にしています。なぜかその幅にしているのか、サッカーのピッチサイズにヒントがあります。それはゴールラインから5.5mがゴールエリア、11mがペナルティスポット、16.5mがペナルティラインと5.5mごとにポイントが設定されているためです。ビジュアル的に綺麗にゼブラがピッチに溶け込んで見えるためです。しかし、センター部分については、幅を少し変えているスタジアムもあります。センターサークルが9.15mのため、真ん中部分は約4.6mの幅でゼブラをつています。そうすることにより、センターサークルが二分割され、ゼブラがピッチのラインに違和感なく溶け込んで見えるのです。
 島根県立サッカー場も今年から大きい大会の際は、そのようにゼブラ付けを行うチャレンジを始めました。サッカー観戦をする時に少しゼブラを気にかけてみると楽しいですよ。

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