スポーツターフのはなし⑥ ~ゼブラの秘密その2~ - 島根県立サッカー場 -

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スポーツターフのはなし⑥ ~ゼブラの秘密その2~

 前回はゼブラ模様の幅の概要をお話いたしました。今回はゼブラ模様のもう一つの秘密をお話します。ゼブラはピッチに対して垂直に付けなければならないのでしょうか。試合のときは当然そのように芝刈りを行い、ゼブラ付けを行います。
 しかし、芝の管理の関係で、ピッチに正対して横向きに芝刈りを行ったり、斜めに芝刈りをする場合があります。中にはセンターから円形に芝刈りをするスタジアムもあり、当施設でも縦、横と交互に芝刈りをすることが通例となっています。鹿島スタジアムでは、公式試合の際も斜めにゼブラを付けている場合があり、この場合、二方向に斜め(ダイアゴナル)にカットすると正面からみるとひし形に見えます。当施設も一方向だけですが、ダイアゴナル・カットを行ってみました。(下記参照)しかし、もう一つの秘密のためほとんどのピッチでは、垂直にゼブラを付けます。なぜか、理由は審判の判定の際に役立つためです。
 まず、一番に役立つことは、「オフサイドの判定」の手助けになります。オフサイドの判定の重要ポイントの一つに、AR(アシスタントレフリー)のオフサイドラインのキープがあります。守備側競技者の後方から二人目がオフサイドラインになります。ピッチにゼブラがあるとそのライン目印にできるため、ラインキープが容易になるのです。もう一つはR(主審)がFK(フリーキック)の際に守備側の壁をボールから離す時、距離の目安となるということです。ルールではFKを行う場所から10ヤード(9.15m)守備側の壁を離すことになっており、ゼブラの幅が一定なら計測しやすくなるのです。通常、Rの方は歩測しておられますが、より正確に離すことが可能になります。モダンサッカーでは、FKなどのセットプレーから得点が生まれる確立が高くなっています。また、最近は無回転ボール(C・ロナウドが使うやつです)をFKの時に使う選手が増えています。このキック、壁を越えさえすれば得点の確立が高くなるため、守備側の壁をしっかり下げてもらうと、得点をゲットできる確立はより高くなりますよね。

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