スポーツターフのはなし⑦ ~ターフと気候~ - 島根県立サッカー場 -

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スポーツターフのはなし⑦ ~ターフと気候~

 皆さんワールドカップ2010を見られたと思います。日本の素晴らしい活躍に比べてピッチの状態はあまり良くないと感じられませんでしたか。前回のドイツ大会がパーフェクト・ピッチだったこともありますが、選手のプレーからもピッチコンディションが悪い様子が見て取れました。南アフリカの会場は標高が高かったり、低かったり、気温も高いところ、凍えるようなところと千差万別、ピッチの管理が難しかったことは容易に考えられます。グランドキーパーの方々の苦労が垣間見えたピッチでした。
 さて、今回はその気候とターフの話です。今年は異常気象といわれています。春から初夏の低温、猛暑、少雨、スポーツターフにとっては試練の年となりました。ワールドカップが終了して再開されたJリーグのピッチについても、中断期間で養生がしっかり取れて良い状態のスタジアム、異常気象の影響でかなり良くないピッチのスタジアムと別れていますが、やはり良くないピッチが多く見受けられます。なぜ、寒地型芝を採用しているピッチ(カシマスタジアムなど)は猛暑の影響をもろに受け、芝の育成が悪くなっています。夜になっても気温がさがらず一日中ストレスを受けている状態でした。又、WOSを採用しているピッチでも春から初夏の低温のため、冬芝の下に眠っていた夏芝(ティフトン)の生育が悪くなり、トランジッションして冬芝をおとしてみるとティフトンが生育しているはずが薄かったり、全く生育していなくて裸地だったりしたと考えられます。実は、当施設も7月初旬から8月初旬まではティフトンの芝の生育がかなりいまひとつでした。各競技場もTV映像で見る限り9月に入ってからはティフトンのピッチはかなり良くなっていますが、寒地型芝のピッチは残暑のため、依然やや不良です。Jのスタジアムは屋根付きのスタジアムが多く、慢性的に日照不足に悩まされている所が多いのが現状、加えて今年の異常気象、今年はグランドキーパー泣かせ、プレーヤー泣かせのシーズンになりそうです。

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