スポーツターフのはなし⑫ ~ N-P-K ? ~ - 島根県立サッカー場 -

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スポーツターフのはなし⑫ ~ N-P-K ? ~

 スポーツターフのはなしも12回目、途中ややターフのはなしから横道にそれましたが……さて、スポーツを行うピッチは前回の影のおはなしやらワールドカップの際にはゼブラの方向、芝を刈り込む日程まで細かくリクエストされる場合があることが分かったと思います。全て、プレーヤーや競技に係わる選手、関係者が快適に、ベストの状態で試合にのぞめる様にするためです。今回からはベストピッチを選手に提供するための努力、スポーツターフの日常の管理に関することをおはなししたいと思います。  

 まずは、タイトルにもありますが、N-P-Kです。何のこと? ご存知の方も多いとおもいますが肥料の成分のことです。肥料とは、簡単に言うと「植物に栄養を供するために土地に施されるもの」です。スポーツターフもイネ科の植物ですからもちろん肥料を与えます。その肥料の成分で必ず必要とされる代表格がN(窒素)P(リン酸)K(カリ)です。ホームセンターや肥料を販売しているお店などで、肥料の外袋に数字が書いてあります。10-10-10とか14-10-7とかです。その数字は肥料100gに含まれる各成分の割合です。例えば、Aと言う化成肥料があるとします。窒素(N)リン酸(P)カリ(K)の成分が14-7-6とあれば、各成分が100g当たり窒素14%、リン酸7%、カリ6%含む肥料ということです。したがって、Aという肥料を㎡あたり20グラムピッチ上に散布したとすれば、1㎡当り窒素(N)が2.8グラム、リン酸(P)が1.4グラム、カリ(K)が1.2グラム施したことになります。このように成分の含有量の違う肥料を使えば散布する成分量を調整できることになります。ターフの生育の状況、ターフのコンディションによってさまざまな種類の肥料を使い分けるが可能になります。スポーツターフの管理で肥料はかなり重要なことを理解して頂けると思います。その中でも、特に窒素はターフにとっては人間でいうと「ご飯」です。どの時期にどの様な肥料をどれだけの量を施肥すれば良いのか、肥料設計は重要です。特に近年は異常気象、どのスタジアムでも苦労して肥料を散布していると思います。次回からすこし肥料についておはなししたいと思います。


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